きみの全てを奪うまで 4

冒頭の部分が最高です

冒頭から綺麗に物語が進んで
ひなとレナの会話良かったです
あたしは女２人のドロドロになりそうで心配しました
次の５でいろんな伏線を回収していくのかな？
最後に晴人に甘えるひなを見て
５でナニが起こるのか読むのが楽しみです

とても心に残る作品

初コメ失礼します。作品の制作お疲れ様です。シリーズとおしての感想といいますか、作者さまに感謝を言いたくてコメントしました。『ホントの彼女』を割引時に購読し、今回の作品も割引を利用して購読させていただきました。
特に今回の作品は心に響きました。自分はアラフォーバツイチで前妻のほうに子供もいる身ですが、現在は幼馴染とも言える妻とまだ幼い2人の子供達ととても幸せに暮らしています。特に今回の作品と境遇が似ていることはないのですが、相手を想う大事な気持ちには心打たれるとともに、何がおきても揺るぎない信頼関係にとても感動しました。完結作は絶対に発売と同時に購入したいと思っています！これからも頑張ってください！

とてもいい閉まり方

滅多にレビューなど書かないのですが、寝取られてゆく過程の中でもしっかり心情が細やかに描かれていて、漫画として完成度の高い作品を読んだ気持ちでした。エロシーンがないのにここまで完結を読みたいと思ったR-18は本当に初めてでした。
もちろん「NTRが嫌いだ」という方には、強烈なストーリー上お勧めできませんけれど、NTR大丈夫な方にはしっかりと納得できる終わり方ですし、多分NTR愛してる方は次の5が今のもやり感を保管してくれるはず。
純愛が好きならここでやめておくのもよし、私は性癖ぐしゃぐしゃになった陽菜と感情ぐしゃぐしゃになった晴人を見送るために5を買おうと思います。

惜しみなく愛は奪うもの

久々に心に刺さった漫画でした。このような名作を世に送り出していただきありがとうございます。可愛くエロティックな女の子は最高で、その絵をさらに厚みを増しまくるストーリーに魅せられて#4で涙しました。何回も読み返しています。すると色々想像してしまいました。思うに礼司はどうしようもないゲスでクズ野郎ですが1つだけいい仕事をしたのではと。それは晴人と玲菜を引き合わせたことです（翔の彼女のようなビッチだったらこうは思いません）。作品を読んでいると描写に多く割かれている陽菜に肩入れしちゃいますが玲奈は負けないくらい魅力的ではないかと思いました。玲菜は作中であまり触れられてませんが、いいと思ったところを挙げると高１の文化祭から晴人が好きという一途さがあり、自分から告白したり行動する積極性と主体性があり、ひなを睨みつける気の強さ、生徒の反応を見ると顔も頭もひなと同レベルです。それに比べて陽菜は主体性が弱く流されまくりで自制心に乏しいです（そのあたりの背景をしっかり描いてるのが作者様の凄い所です）カーテン開けたまま情交したり精子舐めるとかデリカシーがないです。#3と4で晴人は愛を含めた「情」と若さゆえの勢いで陽菜と関係修復し晴れて恋人関係をスタートさせましたが陽菜と情交する度に礼司や翔の影がちらつくかもしれません。その時若い晴人は耐えられるのか？清濁併せ呑見込めるのか心配です。その結果ますます傷つけ合うことになるかもしれません。受験もそうですが、本命校に受かったら当初は幸せですが今後も幸せとは限らないし、本命に受からず第2候補にやむなく行ってもそこで別の幸せを見つけることがあり、その方が多いのではないでしょうか？そんなわけで最近は#3-3で玲奈とデート中の晴人が陽菜と出くわさなかったらどうなってたのか？というifのストーリーを想像して楽しんでます。この場合陽菜はバッドエンドでしょう。晴人は玲奈と恋人くっついても当初は物足りなさを感じるかもですが長い目で見ると愚直な彼らしく誠実に彼女を愛するのではと。そして精神的に病んだことで礼司にも捨てられた陽菜が玲奈から晴人を奪い返すためにストーカーまがいに付きまとってくるみたいなとか想像して楽しんでます。何回読んでも魅せられて楽しめる漫画です。長い雑文失礼しました。作者様もお体を大切にしていただき、今後の作品を一ファンとして楽しみにしています。

NTRの範疇を超えた人間ドラマ。

1から4まで一気読みしました。
抜こうにも間男周りがクズすぎてそういう目的では使えなかった。
しかし、一度読んで欲しいと思わせる。
それくらいパワーのある作品でした。


晴人について

ジャンル的にも最初は鈍感系主人公ポジ
高校生なんて素直になれなくて当然、気持ちを隠し想いを伝えずにいたら
間男に幼馴染を取られるというテンプレを味わわされることになる。

その後の成長は天晴でしたが、どん底に落ちないと彼は成長できなかったのでしょう。
ある意味彼に与えられた試練といえる。
最後まで間男にボコボコにはされましたが、言い返したその言葉に彼の成長が集約されている。


ひなについて

彼女は家庭環境の問題もあると思います。
いくら幼馴染家族にお世話になっていても、父は死別し母は仕事で家にずっといない。
環境的にはネグレクト一歩手前なのでは。

その為ひなは愛情が真の意味で理解できていなかった。
結果、間男に付け入られたのでしょう。
神的視点からは彼女を襲った悲劇は親にも責任があるとも感じます。
晴人のヘタレだけが悪いとはどうしても思えない。

彼女の晴人を信じる気持ちが育っていなかったのは環境によるものであり
間男にいいようにされている間の主体性の弱さもそれを感じさせます。

4で間男襲来の折に成長した晴人の言葉が、想いが届いたからこそ「好き」、「愛」とは何かを直感で理解し最後は自身の手で間男に引導を渡すことができた。

これは彼女の精神的自立の物語でもある。

間男
彼は自己愛性人格障害そのものでしょうね。
話の情報から母親がいない、父親は何かのお偉いさんと。
母からの愛情の欠如、そして父からは過保護に育てられたのでしょう。
このクズにとって女は自分を特別と感じるための道具でしかない。
ひなの事を愛しているなどと言うもそれも嘘。
彼は自分がカワイイだけの人間。
最後の瞬間、一番『ダサイ』人間が自分自身とは皮肉にも程がある。
唯一不満をあげるとするならクズが去勢されなかったことです。

5の次回予告にて若干不安になる相性(性癖)という文がありましたが
寝取らせによるプレイなどでない事を祈ります。
それをやると話の軸がブレるのでは?との思いからこういう書き方をします。
久々に心に傷を負うくらい深い物語に出会ったので熱くなって書いてしまいました。